
妻に降参のメッセージを送った私が、4歳の娘に教わったこと
ライフスタイル
娘を抱いたまま玄関で手を振り、ドアが閉まる音を聞いてからリビングに戻りました。積み木の箱をひっくり返すと、娘が歓声を上げます。半日くらいなら、どうにでもなると思っていました。
読まずに裏返したメモ
出かける直前、妻は冷蔵庫にメモを貼ったと言いました。私は娘を抱いたまま、その場で答えました。
「留守番くらい任せろ」
「メモは見なくても大丈夫だよ」
妻は鞄の持ち手を握り直してから、短く返しました。
「じゃあ、お願いね」
「ママ、いってらっしゃい」
ドアが閉まったあと、私は冷蔵庫の前に立ちました。紙には細かい字がびっしり並んでいて、私は読まずに裏返して磁石で留め直しました。
「ママはね」から始まる娘の指示
つまずいたのは、ごはんでした。冷凍庫のチャーハンを温めて出すと、娘はスプーンを持ったまま皿を見ているだけで、口をつけません。
「ママはね、ふりかけをお星さまにするよ」
娘が引き出しから出した袋で星の形に振りかけると、娘は何事もなかったようにスプーンを動かし始めました。
眠る時間になると、娘は棚から絵本を1冊持ってきて私の膝に置きました。
「ママはね、カーテンを半分にするよ」
「ママはね、おなかをとんとんするよ」
私は言われた順に、そのとおりにしました。4歳の娘がこの家の1日の流れを全部知っていて、私は1つも知りませんでした。
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裏返した紙に書いてあったこと


























