
妻に降参のメッセージを送った私が、4歳の娘に教わったこと
ライフスタイル
裏返した紙に書いてあったこと
娘が眠ってから、私は裏返していた紙をめくりました。
ふりかけは星の形に。絵本は1冊。カーテンは半分だけ。娘が私に教えてくれたことが、そのままの順番で並んでいました。最後の行にはこうありました。
「困ったら連絡してね。楽しんでくるね」
連絡は、一度もしませんでした。娘が私を困らせなかったからです。困ったのは私だけで、その私を助けてくれたのは娘でした。
妻は毎日これを、誰にも「任せろ」と言わずにやっている。
そして...
スマホを開いて、送る言葉を何度か打ち直しました。娘のことは平気だった、とは書けませんでした。平気にしてくれたのは娘だったからです。
結局残したのは、ひとことだけでした。
「降参です」
負けを認めた相手は、娘ではありません。紙に書かれていた、毎日の全部です。
送信してから、私は流しの皿を洗いました。玄関の音がしたら最初に何と言うか、それだけは紙を見ずに決めてあります。
(30代男性・営業職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)




























