
「お見舞い行ってあげたら?」に「今忙しい」と返した兄から、退院後に届いた頼み事2通→私が返した一言
ライフスタイル
退院してすぐ、兄から個別のメッセージが2通続けて届きました。どれも頼み事で、こちらの体調を気にかける言葉はひとつもありません。だから私は、入院中の3週間の思いのたけをそのままぶつけることにしました。
病室のドアが開くたびに顔を上げていましたが、3週間で1度も現れなかった顔がありました。
家族チャットの「今忙しい」
駅の階段を踏み外して右足首を折り、そのまま入院になりました。松葉杖もまだ使えない最初の数日、着替えを運んでくれたのは母と父です。妹は仕事帰りに雑誌と炭酸水を差し入れ、友人たちは休みのたびに交代でお土産を持って現れました。
家族のグループチャットには、母から「お兄ちゃんも、お見舞い行ってあげたら?」と投稿されています。兄の返事は「今忙しい」の一言。それきり兄の名前がチャットに出ることはなく、ベッドの上でその画面を何度か開いては閉じました。忙しいなら仕方ない。そう思い込むことに決めて、通知を切ったのはその日のうちです。
退院の報告に、返事はなかった
リハビリを終えて、痛みも引いて退院。家族チャットに「無事退院しました」と写真をつけて投稿すると、母と父と妹からすぐに祝いのスタンプが並びました。兄の欄は既読のまま。
その代わりに届いたのが、兄からの個別のメッセージです。
「ごめん、ちょっと金貸して」
続けて「あと車も一瞬だけ貸して」。2通が並び、体調を気にかける言葉はどこにもありません。足がどうなったのかさえ聞かれていない。松葉杖を返しに行った病院の帰り道、その2通を何度も読み返しました。
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私が助けてほしかった時




























