
彼の兄から突然届いた「弟をよろしく」→私の知らないところで、彼の家族が私を待っていた
ライフスタイル
会ったこともない彼のお兄さんから届いた、前置きのない1行。どういう意味なのか尋ねても、既読のまま、返事はなかなか届きませんでした。
洗濯物をたたむ手を止めたのは、スマホに浮かんだ「彼のお兄さん」という表示でした。会ったこともない相手からの通知です。開いてみると、届いていたのはたった1行のメッセージでした。
2か月前から残っていたチャット
「弟をよろしく」
画面にあったのは、それだけ。
付き合って8か月になる彼は、口数が少ない人です。家族の話もほとんどせず、実家で暮らしていることと、お兄さんがいることくらいしか知りませんでした。
この連絡先が残っていたのは、2か月前、彼のスマホの画面が割れたことがあったからです。
「兄貴のスマホ借りてる。画面割れたから修理出してくる。明日はそのままで」
そう届いて、「了解、お兄さんにもありがとうって伝えて」と返しただけ。名前を登録し直して、それきり開いていないチャットでした。
「よろしく」の意味を考えるほど
「よろしく」とはどういう意味なのか。彼に何かあったのか、それとも自分では言いにくい話をお兄さんに頼んだのか。考えは、よくない方向へばかり転がっていきました。
彼に聞こうとして、「お兄さんから」とまで打ったところで消しました。先に、送ってきた本人に確かめるほうがいい気がしたのです。
「えっと、何かありましたか?」
既読はすぐにつきました。それでも、返信はなかなか来ない。たたみかけのタオルを膝に置いたまま、画面を何度も点けては消しました。
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私だけが知らなかった予定



























