
「今度ごはん行こう」を社交辞令だと流していた私→日時と店の予約画面まで届いて、本気で慌てました
ライフスタイル
予約の連絡に、私が最初に返したのは「え、本気だったの?」でした。送ってすぐに読み返しても、もう遅い。既読はついたのに、次のメッセージはなかなか届きませんでした。
お皿を拭いていた手元で、スマホが短く鳴りました。画面に並んでいたのは、日付と時刻、それから予約完了の画面を写した画像。布巾を置いて、数日前に自分が送った返信を慌ててさかのぼりました。
「今度」はいつも来ないものだと思っていた
送り主は、大学のゼミで一緒だった友人です。転勤でこの街に来て半年になると、SNSに投稿していたのを見つけたのがきっかけでした。コメントを残すと、すぐにメッセージが届きました。
近況を少しやりとりしたあと、彼女から届いたのがこの一言です。
「今度ごはん行こう」
「いいね!今度行こう行こう」
その時点では、本当に会う日が来るとは考えていませんでした。
職場の歓送迎会でも、久しぶりに会った同級生とも、別れ際には決まって「今度ごはん行こう」が出ていました。そのうち実現したのは、数えるほど。自分が何人に同じ言葉を送ったのかも、もう覚えていません。
届いていたのは、日付と予約完了の画面
画像の上には、2通のメッセージがありました。
「14日の19時、予約とれたよ!」
「東口のパスタのお店。ここね」
カレンダーアプリを開くと、14日の欄は空白でした。予定がないのを確かめてから、ようやく自分が送った「いいね!今度行こう行こう」の重さに気づきました。彼女にとって、あれは約束だったのです。
慌てて打った返信は、これでした。
「え、本気だったの?」
送ってから読み返し、送信取り消しのボタンを探しているうちに既読がつきました。次のメッセージは、なかなか届きませんでした。今頃あきれた顔で画面を見ているのだろうか。誘ったことを、もう後悔しているかもしれない。拭き終えたお皿を、もう一度布巾でこすっていました。
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私が忘れていた「いつか」


























