検索


トレンド ワード

    「今度ごはん行こう」を社交辞令だと流していた私→日時と店の予約画面まで届いて、本気で慌てました

    ライフスタイル

    私が忘れていた「いつか」

    「本気だよー。急すぎたらずらすから言ってね」

    「ごめん、変な聞き方した!14日空いてる、行く!」

    少しして、もう1通届きました。

    「前にグループチャットで、ここ行ってみたいって言ってたでしょ」

    心当たりがありません。ゼミのグループチャットを開き、画面を上へ送りました。数年前の日付に、私の発言が残っていました。

    「東口にできたパスタのお店、いつか行きたいな」

    誰も反応していないメッセージ。書いた本人でさえ、きれいに忘れていました。

    「私、そんなこと書いてた?今見つけて笑った」

    そう送ってから、スマホを持ったまま天井を見上げました。社交辞令だと決めつけていたのは、彼女の言葉だけではなかったのです。

    それにしても、どうして彼女は、私すら忘れていた一言を覚えていたのだろう。

    そして...

    当日、東口の改札を出ると、お店の前で友人が手を振っていました。席に着いて、メニューを開く前に伝えました。

    「誘ってくれてありがとう」

    「こちらこそ」

    短く笑った彼女は、それ以上は何も言いませんでした。

    帰りの電車で、先月「今度ごはん行こう」と送ったきりの後輩に、候補日を2つ送りました。

    社交辞令のつもりで返した私の一言に、彼女はどうして日付まで決めて誘ってくれたのでしょう。その理由を、私はまだ聞けていません。

    (30代女性・事務職)

    本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

    (ハウコレ編集部)

    • X
    • Line