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    喧嘩翌日、夫から3000円と「ケーキでも買って」→「ごめんが聞きたかった」と返した私に届いた一言

    ライフスタイル

    お弁当のふたを開けたところで、スマホに送金アプリの通知が届きました。差出人は、ゆうべ口をきかないまま別の部屋で眠った夫です。画面に並んだ金額と短い言葉を読んで、私は箸を持たないままふたを閉めました。

    上の空の返事と、週末の言い合い

    結婚して3年、夫とは何度か言い合いをしてきましたが、夫の口から「ごめん」を聞いた覚えはほとんどありません。気まずい空気のまま数日が過ぎ、なんとなく元に戻る。その繰り返しでした。

    前日の食卓で、私は最寄り駅のケーキ屋の話をしました。「駅前のケーキ屋さんの栗のタルト、今週までなんだって」夫はスマホから目を上げずに「へえ」と答えただけでした。

    話はそのまま週末の予定に移り、夫が同僚とのゴルフを入れていたと分かりました。私の実家へ行くと話していた日です。

    「いつも私の予定は後回しだよね」「そっちだって勝手に決めてただろ」

    母との電話で日にちを決めてしまったのは、確かに私でした。それでも引っ込みがつかず、母と先に決めたことには触れないままでした。

    夫も自分の食器だけ流しに置き、和室に布団を敷いて寝ました。

    謝る言葉の代わりに届いたもの

    翌朝、夫は私が起きる前に家を出ていました。そして職場でお弁当を広げたところに届いたのが、3000円の送金通知と、「ケーキでも買って」というメッセージでした。

    謝る言葉の代わりに、お金。

    しかも「でも」という言い方が、どれでもいいから甘いものでも買えば、と言われているようで引っかかりました。前日の話を上の空で聞いていた人らしい一言だと思ったのです。

    私も、実家へ行く日を先に決めたことを謝っていない。それは分かっていました。だからといって、夫が謝らなくていいことにはならない。私が悪かったところと、夫に謝ってほしいところは別のはずでした。

    何度か打ち直してから送りました。「お金じゃなくて、ごめんが聞きたかった」既読はすぐにつきました。けれど返事は届かないまま、昼休みが終わりました。

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