2019.11.22 更新PR

第25回 心と頭、どっちで恋する?「惚れっぽい女子 VS 惚れにくい女子」:勝つ女/負ける女

恋ってなにも感情だけで動いているわけではありませんよね。
人それぞれの生活や仕事など、さまざまな要因で恋が動かされることもあるでしょう。ましてや、結婚なんて生活と直結する行為ですから、感情のままに突き進んでいくと取り返しのつかない場合もあります…。
そんななかで、恋に素直に生きる「惚れっぽい女子」と、恋を頭で見極める「惚れにくい女子」。いったいどちらが運命の恋をつかみ取れるのでしょうか?

***

プラスがあればマイナスがあり、黒があれば白があるように、ものごとには「両端」があるもの。人間だってそうですよね。そんな“両極端な性質を持った”女子たちに注目して、恋の議論をああでもないこうでもない…とバチバチ燃やしていくこの連載。
青山の裏手に位置するカウンターバー(という設定)の店長サトコとアルバイトのマチコが徹底討論いたします。
マチコ(以下マ): サトコさん、すぐに男子に惚れちゃう女子と、なかなか惚れない女子って、何が違うんですかねえ?

サトコ(以下サ): うーん、すぐに惚れちゃう女子は、言ってみれば「一目惚れの達人」てとこじゃない? 出会った瞬間に「この人、好き!」って感じるセンサーが強いっていうか。昔からよく言われている通り、「頭ではなく子宮で恋するタイプ」ね。

マ: なるほど。ってことは、なかなか惚れない女子はその逆で、感覚よりも理性で恋するタイプってことですね。「この人、超タイプの顔!」って思ったとしても、「でも、中身を知るまでは好きになってはいけない」って、無意識にセーブをかけてしまうっていう。

サ: そうね。
マ: でも、どっちがいいんですかね?たとば、一生を過ごせるような男性をゲットするとか、そういう大事な恋にはどっちが向いていると思います?

サ: 恋のチャンスが多く訪れるという意味では、断然、惚れっぽい女子の方がいいんだけど、見た目だけですぐに惚れると空振りも多そう。「付き合ってみたら、全然思ってた人じゃなかった!幻滅!」なんて。

マ: とはいえ、「人は見た目が9割」とも言うじゃないですか。しかも一目惚れって本能ですから、そこから読み取れる第一印象の情報って案外正しいんじゃないんですか?「やっぱり私の勘は合ってたんだ」ってことで、その後もブレないですよ。

サ: 確かに。ルックスだけじゃなく、いわゆるその人の持つ雰囲気から感じる情報っていうのは、間違ってないことが多いものね。なかなか惚れない女子っていうのは、そこを素直に感じられないのかもしれない。

マ: 意外とちゃっかり良い相手、見つけちゃったりするんですよ。パッと見で。
マ: そんでもって、「男は見た目じゃない」「相手をよく知るまでは好きになってはいけない」という恋も間違ってはいないし、慎重で確実な恋愛ができるはずなんですよ。でも、あまりにも用心深いと、そもそも恋が始まらなそうですね。

サ: 本能的には惹かれているのに、「こんなイケメンに惚れたところで相手にされないに違いない」と勝手にあきらめてみたり、逆に「もっとハイスぺじゃないと、自分の相手にならないわ」とかいって…条件でルールを決めるようになっちゃうとキツいわよね。

マ: 本当は恋愛相手も結婚相手も現れているのにスルーしまくって、気付いたらおひとり様街道まっしぐらなんてこともありそう……。

サ: 相手を慎重に見極めるのはいいけど、それならこれぞという相手に出会ったときは、素直に気持ちを伝えられる姿勢だけは持っておきたいものよね。

マ: ですね。
マ: まあ、「最初は何とも思わなかった」=「本能的にはピンと来ない」相手であっても、じわじわと「なんか好きかも」っていう展開になることも大いにあり得りますけどね。

サ: そうやってじっくり見極めて好きになれた相手のことは、途中で幻滅することもなく、末永く付き合えそうよね。

マ: ただやっぱり、長い愛も出会いがなければ始まらないことじゃないですか。なかなか惚れない慎重派はそもそもの「きっかけ」を生む回数が少ないですから、運命の彼との出会いをバッタリ狙うのは難しそうです…。

サ: そうよね~…。運命の男に出会ってじっくり時間をかけて関係を築ければ最高!……なんだけど、なかなか運命なんてめぐってこないものね……。
「彼を好きにならない理由」をまず思い浮かべてしまう、なかなか惚れない女子に比べて、本能的に「この人、好き!」と、男子の良い面に着目し、受け入れられる惚れっぽい女子の方が恋愛チャンスは格段に多いもの。「見た目や雰囲気だけで惚れてしまったものの、よくよく中身を知ったらやっぱり違った……。」という空振りもありますが、そもそも恋はバットを振らなきゃ始まりません。
別れても次の恋が待っている惚れっぽい女子の方が、大事な恋に出会えるでしょう。(犯人A子/ライター)

(ハウコレ編集部)

関連記事