2018.09.28

長続きしないカップルと、長続きするカップルの違い

僕は常々、「多くの人にとって恋人にふさわしい人と結婚相手にふさわしい人は全然違う」ということを力説しています。つまり長続きする恋愛と長続きしない恋愛は何かが違うということです。

結婚してすぐに離婚する人の傾向を追っていると、「恋人としてふさわしい人」と結婚した人が多いからなのです。

「え!?恋人としてふさわしい人と結婚するとすぐ離婚するの?」って思いますよね。

あまり知られてないんですけどね。

離婚理由のトップは「価値観の不一致」

ブライダル総研が行った「離婚に関する調査2016」によると、「価値観の違い」「人生観の違い」「性格の不一致」が離婚理由のトップ3。


次が「お金問題」「浮気問題」、その次が「暴力・モラハラ問題」と続きます。

(参照:http://www.recruit-mp.co.jp/news/pdf/20160706_01.pdf)


ここで、ひとつ疑問が浮かびませんか?

「それって付き合ってるときに気づけなかったの?」と。

浮気はともかく、お金遣いが荒いとか、モラハラ気質のところがあるとか、さらに価値観の違いなんて、会話してればわかりそうなものだけど…って思いますよね

結婚するまで「価値観の不一致」はわからない

同調査によると、「挙式等を行ったカップルよりも、行わなかったカップルの方が離婚率が高い」という結果が出ています。これは、「挙式等を通してお互いの金銭感覚や価値観を知る機会が得られる」ことによるもの。逆に言えば、普段はなかなかお互いの価値観や金銭感覚を知る機会がないということなんです。


相手が「彼氏」の時はお金遣いが荒かろうが、モラハラ気質を持っていようが隠すことができるのですが、「夫」になると一緒に過ごす時間が長くなることによって、隠せなくなるので表に出てくるんです。

特に同棲をしていないカップルはこの問題に気づきにくいです。


もし、あなたがお付き合いを始めて一年以上経過している長続きカップルだとしても、100%彼氏のことを知っているわけではないはずです。

もちろん彼氏のことをすべて知る必要はありませんが、今の彼氏との結婚を考えているのなら、二人の将来についてじっくり話し合う機会を設けてみるのはいかがでしょうか?

理想のカップルと理想の夫婦の違い

理想のカップルの延長線上に理想の夫婦があるのかと言われればそうではありません。

一般的に「理想のカップルだね」と言われるカップルの特徴はこんな感じですよね。

・スマートでかっこよくて優しい男性と、可愛くてキュートな女性
・紳士的で気遣いをしてくれる彼氏、大きな器で包んでくれる彼女
・おしゃれでインスタ映えするようなライフスタイルをしている

一方、「結婚後も長続きするカップル=理想の夫婦」の形はこんな感じです。

・お互いのだらしないところ、しょうもないところを理解しあっている
・互いのわがままを認めあい、それぞれ自立し程よい距離感がある
・決してインスタ映えしない、当たり前の日常に幸せを感じている


では、なぜこの違いが生まれるのでしょうか?

カップルは「非日常」を大事にし、夫婦は「日常」を大事にする

上に挙げた理想のカップルが悪いとは言わないのですが、実はこれ、全部「演じられる」んですよね。男性も女性も「理想のカップル像」を無理して作ることができるんです。

理由は、「会ってるその間だけ」頑張ればいいから。何も24時間その自分である必要がないので、そんなに無理している感もありません。

対して、理想の夫婦に挙げた形は決して「演じることのできない」素の自分同士で、ごまかしが効きません。

お互いがお互いのありのままを理解し、尊重することが理想の夫婦の特徴です。


理想のカップルは「非日常のキラキラ」を大事にし、長続きする理想の夫婦は「日常のコツコツ」を大事にしているんです。

必ずしも理想の彼氏=理想の旦那とは言えない

もちろん中には、彼氏としても申し分なし、旦那になったらなったで申し分なし、というレア男性を引き当てる人もいるのですが、それは本当に全体の0.1%の話です。

また、逆に恋愛が苦手なオクテ男子が、結婚してみたらものすごくいいパパになったなんて話はよく聞きます、逆にトキメキが止まらない!勢いで結婚したらとんでもない地雷だった、なんて話もよく聞きます。

きっとあなたも「彼氏に妥協はしたくない」という思いがあると思うのですが、その「妥協したくない」ポイントが、「理想の彼氏」寄りのポイントなのか、「理想の夫」寄りのポイントなのかをよく分析しておく必要があります。

今の彼が「理想の彼」と「理想の夫」どちらなのかをチェック

そして今の自分が、彼と「理想のカップル」として付き合っているのか、「理想の夫婦」として付き合っているのかも、きちんと見極めてください。

見極め方は簡単で、自分の両親をイメージすればいいのです。

自分の両親の仲がいいなら「両親のような関係性が作れているか」とベンチマークにし、自分の両親が仲が悪いなら「両親のような関係性になっていないか」と反面教師にしましょう。

あなたがもしこの先、今の彼との未来に不安を感じたら、「彼氏としては好きなんだけど、パートナーとして見ると問題があるかも?」ということに気づいたということです。

苦渋の決断になるとは思いますが、その違和感は無視しないほうがいいと思いますよ。

結婚を決めるということは、一生を共にするパートナーを決める覚悟をするということです。急がず、ゆっくりと見極めていきましょう。(川口 美樹/ライター)

(ハウコレ編集部)

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