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「デキちゃったらどうしよう」と怖がる彼、どうするべき?

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亀山 早苗


積極的に避妊を考えてくれない彼が多いという声はよく聞きますが、中には彼が妊娠を怖がってセックスに消極的になるというケースもあります。

「私の彼、前につきあっていた女性に、何度か『妊娠したかも』とか『生理がこない』とか言われたらしいんです。たぶん、その彼女は彼と結婚したくてそういうことを言っていたんだと思うけど。

彼はそれがトラウマになって、きちんとコンドームをしていても、なかなか最後までいこうとしません。

彼とは同い年なので、まだ結婚するつもりはないけど、私はちゃんとセックスを楽しみたいんです」(23歳/大学院生)


その彼、よほど嫌な思いをしたのでしょうね。でも、この大学院生の彼女の、一緒に最後までイキたい気持ちもわかります。こういうときは、どうしたらいいのでしょう。

1.もう一度、避妊の方法を再検討しましょう

妊娠を怖がるあまり、コンドームを2枚重ねて装着しているという話を聞いたことがありますが、これは逆効果。

コンドームは非常に強度がありますが、2枚重ねると摩擦し合って強度が薄れ、結果的に1枚のときより破れやすくなるのです。


日本のコンドームは品質がすぐれていますから、1枚でじゅうぶん。ただ、勃起したらすぐ、きちんとつけるという原則を守ってください。

正しいつけ方はコンドームの箱に書いてあるのでよく読んで。ネットで検索して一緒に読んでみるのもいいですね。


それでも彼が怖がるなら、低容量ピルを女性が飲むのもひとつの方法。副作用を怖がる人も多いのですが、低容量ならほとんど気にする必要はありません。

一度、ふたりで婦人科に行って医師から説明してもらってもよさそうです。

2.彼の気持ちを考えつつ、でもセックスを楽しみたいと話してみる

望まない妊娠は、誰をも幸福にはしませんから、彼の気持ちも尊重したいもの。ただ、「それでも好きだから、ちゃんとセックスしたい」気持ちも伝えましょう。


これをきっかけに、彼のトラウマが少しでも払拭できて、「好きな女性とのセックスは大事なもの、楽しいもの」と考えてくれるようになるといいのですが。

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