
「結婚は考えられない」と振った元彼、10年後に婚活アプリで必死にいいねしてきた話
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「君とは結婚を考えられない」。その言葉を聞いたのは、社会人になったばかりの春でした。当時は涙が止まらなかったけれど、あれから10年。まさか婚活アプリで、あの人から「いいね」が届くことになるとは思ってもいませんでした。これは、過去と今が静かに交差した、私の小さな出来事のお話です。
あの日、一方的に告げられた別れ
彼とは大学2年生の頃から付き合い始め、約3年間一緒にいました。同じサークルで出会い、自然と惹かれ合って交際へ。卒業後も関係は続くものだと、私は当然のように思っていたのです。
ところが、就職が決まった直後に彼から呼び出されました。「俺、まだ遊びたいし、君とは結婚を考えられない」。突然の言葉に、頭が真っ白になりました。私は将来のことも真剣に考えていただけに、その温度差が何より辛かったのを覚えています。何度か話し合おうとしましたが、彼の意思は固く、結局そのまま別れることになりました。
10年後、届いた「いいね」の通知
あれから時が流れ、私は32歳になっていました。仕事も安定し、そろそろ真剣に将来を考えたいと思い、婚活アプリを始めることに。最初は少し気恥ずかしさもありましたが、真面目に活動している人も多く、前向きに取り組んでいたのです。
ある日、一件の「いいね」が届きました。プロフィール写真を見て、思わず手が止まりました。見覚えのある顔。まさか、と思いながら詳細を確認すると、間違いなくあの元彼だったのです。10年という月日を経て、こんな形で再会するとは想像もしていませんでした。私は静かにその「いいね」を無視することにしました。
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止まらないメッセージの数々

























