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「時短は甘え」と私を責めた同僚→自分の番になった途端に理解を求めてきた

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立場が変わった瞬間、態度が一変

それから2年後。彼女は結婚し、妊娠が判明しました。「つわりが辛いから早退させてほしい」「妊婦には配慮が必要だと思う」

その言葉自体は当然です。私も経験者として、その大変さは痛いほど分かります。けれど、あの「時短は甘え」という言葉が頭をよぎりました。

やがて彼女は、産休後は時短勤務で復帰したいと上司に相談。そして私のデスクに来て、こう言いました。「時短のこと、教えてもらえませんか?経験者に聞くのが一番かなと思って」

あれほど否定していた人が、今は理解を求めている。私は言葉を失いました。さらに、後輩がぽつりと口にしました。「前に“時短は甘え”って言ってましたよね。みんな覚えてますよ」空気が凍りつきました。上司も続けて言いました。「時短は制度として認められている働き方だ。甘えでも特別扱いでもない。誰が使っても同じだよ」

私が耐えてきた時間を、周囲はちゃんと見ていてくれたのです。

そして...

数日後、彼女が私のもとに来ました。「あのとき言ったこと、本当にごめんなさい。自分がその立場になって初めて分かった」

私は少しだけ考えてから答えました。「正直、すごく辛かったです。でも、気づいてくれたなら、それでいいです」

すべてを水に流せたわけではありません。けれど、同じ言葉をぶつけ返しても何も変わらないことは、この2年間で学びました。今、彼女は産休に入り、復帰後は時短勤務を利用する予定です。きっと、申し訳なさに揺れる日もあるでしょう。そのとき「大丈夫だよ」と言ってくれる人が、そばにいてくれることを願っています。

そして何より、黙っていても、ちゃんと見てくれている人はいる。それを知れたことが、私にとって一番の救いでした。

(30代女性・会社員)

本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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