
「正直に言うけど、応援できない」と言った彼氏→数年後、彼が私の店の前に現れて...
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ずっと温めてきた夢を、大切な人に話せた夜がありました。でもその夜は、彼氏からの思いがけない言葉で幕を閉じることになります。あの日から、私の歩む道はひとりになりました。
夢を語った夜、返ってきた言葉
以前から、自分のレストランを持つことが夢でした。料理が好きで、食を通じて人を笑顔にしたいという気持ちは、子どもの頃からずっと変わらずにあったものです。
付き合っていた彼にそのことを相談しました。恐る恐る話すと、彼の表情は険しくなっていきました。
「正直に言うけど、応援できない」
そして「成功するはずがない」という言葉まで付け加えてきました。その日を境に関係は終わりを迎えました。傷つかなかったといえば嘘になります。ただ、不思議と迷いは生まれませんでした。
ひとりで、一歩ずつ
別れた翌日から、私はただ前を向くことにしました。飲食の経験を積むため、小さな店で働きながらお金を貯め、知識を身につける日々が続きました。
うまくいかないことは何度もありました。仕込みで失敗することも、お客様に厳しい言葉をいただくこともあった。それでも、厨房に立つたびに「やっぱり好きだな」という感覚が戻ってきました。
誰かに背中を押してもらわなくても、好きなことへの気持ちだけを頼りに進んでいた時期でした。
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気づけば、いくつもの店を


























