
写真を偽った俺が、待ち合わせで見抜かれた末路
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席に着くなり、彼女は俺の目を見て、真剣な顔で問いを口にしました。これまでずっと通用してきた俺の言い訳は、その日、席に着いてすぐに通用しなくなっていました。
彼女がテーブルに近づいてくる足音のペースが、あと数歩のところで、ふと乱れました。
5年間ずっと使ってきた写真
マッチングアプリで俺が登録している写真は、5年前に撮ったものです。今より十五キロ痩せていて、髪型もスーツ姿も、当時の会社員だった頃のもの。最近撮った写真では登録しても反応が薄いと知ってから、この写真をずっと使い回してきました。今回の彼女とは、3ヶ月やりとりが続いたので、正直、いい線までいけると思っていました。
「写真と違いますよね」の一言
挨拶を交わして席に着いたところで、彼女は俺の目を見て口を開きました。「写真と違いますよね」。俺はいつも通り、「あ、写真は昔のやつなんで」と返しました。今までなら、笑って流してくれる女性がほとんどでした。でも彼女は表情を変えずに、どのくらい前のものかを聞いてきます。俺は「5年」と答えるしかありませんでした。彼女は俺の顔を、無言で見ていました。
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席を立たれてから
























