好きかわからないまま結婚していい?対処法と確認したいこと
恋愛
PR好きかどうかわからない男性と結婚してもいいの?
結論から言えば「してもいい」というより、「するのもアリ」ということですね。結婚は恋愛とはまったくの別物だからです。恋愛しているときの気持ちは「結婚していないからこそできる感情」であるといっても過言ではありません。
それくらい別次元の話となるその理由は、恋愛が「お互いの人生に責任はない」からです。もちろん気持ち的に責任を感じる恋愛をする人もいますが、はっきり言ってそれは「自分自身の判断」で決めることができます。
一方、結婚となると法的にも社会的にも、相手の人生に対して責任を持たなければならない「義務」が発生します。また、好きな気持ちだけでは成り立たない生活もあるものです。
結婚することでお互いの人生に責任が発生し、運命共同体となることで人生をともにすることとなるパートナー選びには「恋愛感情」だけが幸せを導いてくれるとも言い切れない現実があります。
好きかどうか分からなくとも、人生を共にする相手としてメリットを感じるのであれば、それは「結婚する意味も価値もある」ということになるでしょう。
愛されて結婚するのも幸せのかたち
相手の気持ちよりも自分の気持ちが優先になるのは当たり前です。
しかし、結婚はどちらかというと「自分が愛する人」とするよりも、「自分を愛する人」とする方が幸せになる確率が高くなります。
基本的に恋愛や結婚に関しては平等であり対等な関係であるものですが、「愛情の大きさや重さ」により、無意識ながらも主従関係が出来上がってしまうこともあります。好きになった方が相手に尽くすからです。
要は「惚れたら負け」ということですね。自分にとってマイナスなことがある相手でも好きな気持ちが強く結婚をした場合、自分のマイナスよりも相手にとってプラスになる環境作りに必死になってしまう傾向がみられるからです。
逆に相手に愛されて尽くされる生活はより自分がプラスになる環境を作ることになるのです。そんなに好きな気持ちがなかったとしても、愛してくれる人と結婚することで結果的に安定した幸せを手にすることができるでしょう。
我慢や無理をしていなければあり
完璧な人間なんていません。どんなに好きな気持ちがあっても、彼に対して不満が出てくることもあるでしょう。しかし、その不満をベースに結婚を考えない選択をすると、いつまでたっても結婚できない女性になってしまうので要注意です。結婚は多少の妥協が必要になるからです。
漫画に出てくるような「自分にとって都合よく完璧な男性」に出会える確率は相当低く、もはや奇跡の類なのです。なにかしら欠点があってこその人間ですから、我慢や無理をしている事がない程度の不満であれば、結婚を前向きに考えるのも十分にアリな状況です。
多くの人はそうやって結婚を決めるものですから。
結婚は恋と違って好きよりも大事なものもある
「本当に好きな人とじゃなきゃ結婚しても幸せになれない」と思っている人は少なくないでしょう。確かに、愛がある結婚をすることで豊かな人生を送れることもあります。
しかし、現実はそれだけではありません。愛があっても「お金がない」「性格に問題がある」「親族関係に問題がある」など、つまらない人生や辛い人生になってしまうこともあるのです。
結婚を決めるのは当人同士の問題ですが、「結婚」とは「人生を共にする誓い」であり「契約」になります。
好意はあっても本当に好きかどうかわからない状態であっても、相手の持っているスペックや生活環境・人間関係により「幸せな結婚」を手にする確率は非常に高いものになるのです。「好きな気持ち」だけで生活はできません。「どんな生活を求めるか」を基準に結婚を考える方がより幸せな人生を手にする結果となるでしょう。
まとめ
結婚を考えるときは、もちろん自分の気持ちを優先させることは大切です。
しかし、好きかどうかわからない曖昧な気持ちの場合は、自分の人生を見つめなおして、人生に対して求めることを見直してみることをオススメします。自分が求める幸せを与えてくれる、もしくは一緒に築いていけそうな相手であれば、それが本当に「幸せな人生」となる選択になるでしょう。
曖昧な気持ちのままでは相手に悪いとか、好きかどうかはっきりするまでは決断できないという感情に負けてしまうと、「後から気付く幸せ」を逃してしまう可能性がでてきます。
ただし、どんなに求める人生を与えてくれそうな相手であっても、自分の気持ちのどこかに彼を拒否したい気持ちがあるのであれば、結婚に踏み切るのはNGですね。
求める人生設計を与えられるスペックがあったとしても、毎日一緒に生活する相手に対して我慢をしなければいけない部分や、耐えなければいけない部分が強くある場合は決して幸せにはなれません。
「こんなはずじゃなかった……」と後悔するような結婚生活になってしまうでしょう。自分の気持ちと、自分の人生に求める幸せ、両方のバランスが必要になることもあります。「ダメなら離婚すればいい」と初めから失敗ありきの考えで結婚するのも好ましくありません。
結婚したなら墓場までというくらい、「人生を一緒に歩ける相手」をじっくり探していきましょう。好きかどうかわからないことに対して迷いがあるときには、とにかく「自分の求める幸せの結果」を考えて結論を出すようにすれば、悪い結果にはならないはずです!(沢田七海/ライター)
(ハウコレ編集部)