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人の好き嫌いが激しい男子のほうが「じつは優しい」

コラム

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ひとみしょう


女子のお話を聞いていて、男として笑っちゃうくらい理解できなくて悲しくなるのは、たとえば「わたしはやさしい男性が好きです」という言い方です。

やさしいって主観的で、しかも幅が広すぎる言葉なのです。


でもまぁ、女子は女として「男のやさしさとは」という考えをしっかり持っているのでしょう。


今回は、女子も知っておいたほうが、きっと恋愛上手になれる(と思われる)、「ホントはやさしい男」についてみていきたいと思います。

■人の好き嫌いが激しい男はお嫌い?

人の好き嫌いが激しい男子って、だれの周囲にもひとりやふたり、いると思います。

じつはそういう男子って、意外とやさしいやつです。


好きでも嫌いでもない、というのは、その対象に興味がないということです。だから、好きでも嫌いでもどっちでもない(まぁどうでもいい)と、こういうことでしょう?


好き嫌いが激しい人って、嫌い嫌いと言っているわりに、相手のことをよく見ていますもんね。嫌いなら見なくちゃいいのに、あいつのこういうところが嫌い、ああいうところも嫌いと、もうほとんど誰も見ていないようなところをしっかり見ているものです。

■つまり人が好きってこと

つまりそういう男子は、人が好きだということでしょう。

人が嫌いであれば、他人のことにそこまで熱くなれないし、そもそも観察しないでしょう。


人の好き嫌いが激しい男子は、人に対して興味がある、だから人をよく見ている、よく見ているとイヤなところも出てくるから怒ったり熱くなったりする……こういうことですよね。



わたしたちが生涯やり続けなくてはならないことがあるとすれば、それはきっと人を好きになることでしょう。

たとえばあなたが誰かと結婚して、お互いに80歳を超えたころ、旦那さんが人嫌いで、ゆえに奥さんとろくに口をきかない、孫とも口をきかない……ということになれば、それはそれで困ったことですよね。


あまり口ウルサイじいさんもどうかと思いますが、根本的に人が好きな人は、きっとよほどのことがない限り、死ぬまで人が好きで、奥さんとも孫とも近所の人とも、それなりにうまくやっていくでしょう。



話が80歳まで飛んでしまいましたが、あなたが人の好き嫌いの激しい男子を見たときに感じたほうがいいことは、この人ってもしかして人間好きなのかな?ということです。


好きとか嫌いという表面的な話は適当にスルーしちゃって(まともに関わったらこっちにまで火の粉が飛んでくることもあるので)、人間好きな男なのかどうなのか? めちゃめちゃ人間臭くていとおしい男子なのかどうなのか?


そういう視点で見てみると、案外、「そのへんにいる普通の男」だと思っていた人と恋に落ちちゃうかもしれません。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)

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