
「まだ子供いないの?」としつこく聞いてきた親戚。私の夫の一言で一族が黙り込んだ
コラム
結婚して3年。親戚の集まりに参加するたびに、同じ質問を受けてきました。悪気がないのはわかっていても、そのたびに心がすり減っていく感覚がありました。けれどその日、隣にいた夫が発した静かな一言が、その場の空気を一変させたのです。
法事の席で始まった、いつもの質問
その日は、夫の祖母の三回忌でした。久しぶりに親戚が集まり、法要のあとは会食の席へ。私たち夫婦は端の方に座り、静かに食事をしていました。
しばらくすると、夫の叔母が近づいてきて、にこやかに話しかけてきました。「結婚して何年になるの?」答えると、待っていましたとばかりに続けます。「じゃあそろそろ子供は?まだなの?」その言葉に、私は曖昧に笑ってやり過ごすしかありませんでした。
繰り返される言葉に、心が疲弊していく
叔母の質問はそれだけでは終わりませんでした。「若いうちに産んだ方がいいわよ」「周りはみんな子供いるでしょう?」と、次々と言葉が飛んできます。周囲の親戚たちも、興味深そうにこちらを見ていました。
実は私たち夫婦には、子供を持つことについて話し合ってきた経緯があります。授かりたいと願いながらも、なかなか思うようにいかない時期が続いていました。誰にも言えない不安や焦りを抱えながら、それでも二人で支え合ってきたのです。そんな背景を知らない親戚の言葉は、悪意がなくても胸に刺さりました。
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夫が静かに口を開いた瞬間























