
彼「今日は同僚と飲み会」→位置情報つきストーリーに映った“見覚えのある店”で全て察した話
コラム
交際3年を迎えた彼との関係は、穏やかで安定していると思っていました。仕事終わりの「飲み会」という連絡も、疑う理由などどこにもなかったのです。けれど、何気なく開いたSNSが、私たちの日常を静かに変えることになりました。これは、一枚のストーリー投稿から真実を知った、Mさんの体験談です。
いつも通りの「飲み会」連絡
その日、彼からLINEが届いたのは夕方6時頃のことでした。「今日は同僚と飲み会になった。遅くなるから先に寝てて」という、何度も受け取ったことのあるメッセージ。Mさんは「わかった、気をつけてね」と返信し、いつものように夕食の準備を始めます。交際3年、同棲して1年半。こうしたやり取りはもう日常の一部になっていました。
特に不安を感じることもなく、Mさんはひとりで食事を済ませ、のんびりとソファでスマートフォンを眺めていたそうです。友人のSNS投稿にいいねを押したり、気になるレシピを保存したり。そんな穏やかな夜のはずでした。
ストーリーに映った「見覚えのある場所」
SNSのストーリーを何気なくスワイプしていたとき、Mさんの指がふと止まりました。共通の知人であるTさんが投稿した一枚の写真。おしゃれなカクテルグラスと、背景にぼんやり映る店内の様子。そして画面の隅には、位置情報が表示されていたのです。
その店の名前に、Mさんは見覚えがありました。以前、彼が「いつか連れて行きたい」と話していた、隠れ家的なバー。Mさんはまだ一度も訪れたことがありません。写真をよく見ると、テーブルの端にちらりと映る男性の腕。見慣れた腕時計が目に入った瞬間、心臓が小さく跳ねました。
「同僚との飲み会」のはずなのに、なぜTさんと一緒にいるのだろう。Mさんの頭の中を、小さな疑問が静かに広がっていきます。
次のページへ
答え合わせはしなかった

























