
「気を遣わせたくなかった」だけなのに→結婚記念日に何もなかった夜、涙が止まらなかった
コラム
「サプライズは不要だから」と夫に伝えていた私。しかし本心では、記念日を特別に過ごしたいという気持ちがありました。何もしてくれない夫を前に、我慢していた感情があふれ出してしまったのです。
気を遣って伝えた言葉
夫は仕事が忙しく、いつも疲れた様子で帰宅します。結婚してから、記念日のたびに無理をしてレストランを予約したり、プレゼントを探したりする夫の姿を見ると、申し訳ない気持ちになっていました。
だから私は「サプライズとか特別なことはしなくていいから」と何度も伝えてきました。夫の負担を減らしたい一心でしたが、心のどこかでは「それでも何かしてくれるかもしれない」という期待も抱いていました。
しかし夫はその言葉をそのまま受け取り、「そう言ってくれて助かる」と安心した表情を浮かべました。その顔を見て、私は自分の本音を口にできなくなってしまったのです。
何も起こらない記念日
結婚記念日の朝、夫はいつも通り出勤していきました。「行ってきます」という声に、私は小さく「行ってらっしゃい」と返しました。
一日中、夫から何か連絡が来るのではないかと期待していましたが、スマホに通知はきませんでした。
夕方、夫は普段通り帰宅し、私が用意したいつもと同じ夕食を一緒に食べました。会話も変わらず、記念日の話題が出ることもありませんでした。
「これが私の望んだことなんだ」と自分に言い聞かせながらも、胸の奥がじわじわと痛みました。
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抑えきれなかった本音

























