
「楽してるね」と他人の弁当にコメントした私が、「素敵なお弁当ですね」と返されて鍵アカにした話
コラム
刺さったのは優しい言葉
夜、通知を確認すると、あの人から自分の投稿にコメントがついていました。「素敵なお弁当ですね」。見られた。冷凍食品を並べただけの、あのお弁当を。
怒りの言葉でも、皮肉でもない。丁寧な一文がかえって胸に深く突き刺さりました。私が「楽している」と決めつけたのは、あの人のお弁当ではなく、自分のお弁当だったのだと気づいてしまったのです。
そして...
その日の夜にコメントを消して、アカウントに鍵をかけました。逃げたと思われても構いません。ただ、夜は眠れませんでした。
翌朝、いつものように冷凍食品をレンジに入れながら、初めて「これでいいじゃん」と思いました。誰かを否定しても、自分のお弁当箱の中身は変わらない。変えたかったのは、お弁当ではなく、自分自身の気持ちだったのかもしれません。
(30代女性・広告)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)


























