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「父親がいない子は荒れる」と笑っていた私→模試の結果を知って何も言えなくなった話

コラム

ママ友の中心にいることが、私の居場所でした。誰かを下に見ることで自分を保っていたなんて、当時は気づいてもいなかったのです。これは、心ない言葉を投げ続けた私が、すべてを思い知らされた話です。

ランチ会で私が放った言葉

息子が小学校に入学した頃、クラスのランチ会で家庭環境の話題になりました。同じクラスにシングルマザーがいることは分かっていました。分かっていて、私はこう言ったのです。

「やっぱり父親がいないと、子どもって荒れやすいよね」

彼女のほうをちらりと見ながら、笑ってみせました。彼女は何も言い返さず、曖昧に微笑んでいるだけ。それを見て私は安心していました。

当時、夫との関係がうまくいかず、自分の家庭に自信がありませんでした。あのママ友を下に置くことで「自分はまだ大丈夫」と思いたかっただけなのです。

娘に注いだのは教育費だけだった

その後も私は、何かあるたびに彼女を引き合いに出しました。「やっぱりお父さんがいないとね、塾とか経済的に厳しいよね」。彼女は毎回黙って笑っているだけで、それが余計に私を調子に乗らせていました。

一方で私は、娘の教育に必死でした。塾を掛け持ちさせ、家庭教師もつけ、「うちはちゃんとお金かけてるから」と自慢もしていました。けれど娘が何に悩んでいるのか、本当に向き合ったことはなかった。やっていたのは「教育」ではなく「見栄」だったのです。

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