
弟嫁に料理対決を挑んで「完敗」した日、義母に言われた一言が今も胸に刺さっている
コラム
誰一人、私を選ばなかった
でも現実は私の理想とまるで違いました。親族全員が弟嫁の料理に手を挙げたのです。ありえない。こんなことがあるはずがない。思わず「庶民の味覚じゃ分からないわよ」と口にしていました。
言った瞬間、自分でも醜いと感じましたが、もう取り消せません。義母に言われた「普段から人を見下さなければ、恥をかかずに済んだのよ」という言葉が、じわりと、そして深く胸に刺さりました。
そして...
後から知りました。弟嫁は結婚前に、都内の有名レストランで3年間修業していたことがあったそうです。彼女は一度もそれを口にしませんでした。私が「庶民」と決めつけていた相手は、料理のプロだったのです。
思い返せば、私は弟嫁のことを何も知りませんでした。知ろうともしなかった。「育ちが違う」と壁を作っていたのは、最初から私の方だったのです。あの日以来、高い食材を手に取るたびに、義母の淡々とした声が耳の奥で響いています。
(30代女性・専業主婦)
本記事は、読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























