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「あんたにうちの子の気持ちはわからない」と言い放った保護者→授業参観でその子が見せた"本当の表情"

コラム

授業参観の日

数週間後の授業参観。保護者の方も来られていました。私は意識しないようにしながら、普段通りに授業を進めました。すると、その子がまっすぐに手を挙げたのです。「はい!」という声は、教室の後ろまで届くほど明るくて、思わず笑顔で指名しました。

黒板の前に出たその子は、少し照れながらも自分の言葉でしっかりと意見を言い切りました。発表が終わり、席に戻るとき、ほんの一瞬だけ私を振り返りました。満面の、屈託のない笑顔でした。

そして…

授業の後、保護者の方が歩み寄ってきました。「……先生、うちの子、楽しそうにしてましたね」と、小さな声で言いました。私は「はい、いつもそうですよ」とだけ答えました。責める気持ちは、不思議と何もありませんでした。

それから数日後、その保護者の方が再び学校を訪ねてきました。「あのときは申し訳ありませんでした」と、深く頭を下げてくれました。私は「いいえ、気にしていません」と笑って答えました。お子さんを守りたいという気持ちから出た言葉だと、今ならわかります。

(20代女性・教員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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