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「いいね。申し訳ないけど今回はパス」彼からのメッセージに、思わず画面を見つめた

コラム

友人の結婚式の招待状が届いた日、封筒を手にしながら自然と彼のことを思い浮かべました。一緒に行けたらいいな、そんな何気ない気持ちで送ったメッセージが、小さな謎を連れてくることになってしまったのです。

招待状を手に、彼を誘いたいと思った

大学時代からの友人から、結婚式の招待状が届きました。封を開けると、丁寧な筆跡で書かれた招待状と式場の地図が入っていました。会場は少し遠い場所でしたが、久しぶりに会える友人たちのことを思うと、自然と心が弾んでいました。同行者も連れてきてもいいと書いてあったので彼氏を誘おうと考えました。

交際して一年が経ち、彼とも穏やかな日々が続いていました。せっかくなら友人にも紹介できたらいいかもしれない。ふとそう思い、気づけばメッセージアプリを開いていました。

「結婚式の招待状が来たんだ。一緒に行こうよ」

送信した後、少しだけ緊張した。彼がどう反応するか、なんとなくわくわくしながら画面を見守りました。

返信に、じわりと広がった寂しさ

しばらくして既読がつき、数分の間があきました。いつもすぐに返信をくれる彼にしては、少し珍しい沈黙でした。

「いいね。申し訳ないけど今回はパス」

私は、短いメッセージを何度か読み返しました。「いいね」とは言ってくれている。でも「パス」。「申し訳ないけど」という言葉がどこか引っかかって、理由を聞こうかとも思いましたが、深く問い詰めるのも違う気がして、「そっか」と一言送って、そのままにしました。

興味がないのかな。何か都合があるのかな。理由が分からないまま、小さな寂しさが残りました。

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