
「正規じゃないんですよね」と、私は心の中で見下していた→授業参観の日に子どもたちが教えてくれたこと
コラム
今思えば、ひどい思い込みだったと思う。でも当時の私は、それが当然の判断だと信じて疑わなかった。
非常勤、というだけで決めつけていた
正直に言うと、非常勤の先生と聞いた時点で、少し構えてしまったのだと思う。正規じゃないということは、何か事情があるんだろう、能力的に劣るんだろう、と。
今にして思えば根拠なんて何もないのに、そういう色眼鏡がどこかにあった。個人面談で「正規じゃないんですよね」と確認したのも、子どもを任せていいのかという不安からだったと言い訳したい。
でも本当のところは、最初から軽く見ていたのだと思う。
子どもがどう感じているかは、考えもしなかった
懇談会でその先生が発言するたびに、私はどこか流して聞いていた。正規の先生の話には真剣に耳を傾けるのに、非常勤の先生の言葉は右から左へ。我ながら、ひどい態度だったと思う。
でもそのころの私には、子どもが学校でどんな気持ちで授業を受けているか、誰の話を楽しそうに聞いているか、そういうことを想像する余裕がなかった。
親として当然考えるべきことを、すっかり後回しにしていた。
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授業参観の日、チャイムが鳴った瞬間
























