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「お母さんがいなくなればいいのに」娘にそう言われた夜も、私は夕食の片づけを続けた

コラム

反抗期の娘が放ったその一言は、覚悟していたつもりでも胸に刺さりました。でも私は何も言い返さず、流しに向かったのです。母親を続けるとは、そういうことなのだと自分に言い聞かせながら。

噛み合わなくなった日々

中学2年になった娘と、まともに会話ができなくなったのはいつ頃からでしょうか。その日も夜7時を過ぎて帰ってきた娘に「帰り遅かったね」と声をかけると、「別にいいでしょ」と素っ気ない返事が返ってきました。「よくないよ。連絡くらいちょうだい」と言えば、舌打ちのような息が聞こえるだけ。

小学生の頃は「お母さん、今日ね」と学校の話をしてくれていた子です。それが今は目も合わせてくれません。変わったのは娘だけでしょうか。私の言葉もいつの間にか小言ばかりになっていたのかもしれません。

返せなかった一言

夕食の席で、またぶつかりました。スマホを触っている娘に「ごはんの間くらい置いたら?」と言ったのがきっかけです。

「うるさい。お母さんがいなくなればいいのに」

箸を持つ手が止まりました。娘はそのまま自分の部屋に駆け込み、数分後、玄関のドアが乱暴に閉まる音がしました。追いかけようとして、やめました。今の私の言葉は、追いかけたところで届かないと思ったからです。

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誰もいない食卓
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