
「今日楽しかった?」本音を消した俺が彼女に送ったのは「まあまあ」でした
コラム
3回打って、3回消して
打ったメッセージを、勢いで送ってしまう。でも送った直後に重い気がして、すぐに取り消す。次の言葉も送って、唐突すぎる気がして取り消す。そうやって3回、送っては消してを繰り返し、最後にやっと手放せたのが「まあまあ」でした。送信ボタンを押した瞬間に後悔しましたが、画面にはすぐ既読がつきました。
後からフォローを入れる文章を書いてみましたが、どれも削除してしまいました。消したメッセージそのものは届いていなくても「送信取り消しました」の通知だけは残ってしまっているはず。
そして...
「まあまあ」と削除した3つの言葉。彼女に届いたのは、たぶん前者だけです。3回も打ち直したのに、結果として一番伝えたくなかった言葉を渡してしまった。
来週、また会う約束をしています。今度は文字じゃなくて、隣に座っているうちに口で言おうと決めました。打って消した3つの言葉のうち、どれか1つでも、彼女の目を見てちゃんと伝えられたらいい。送信ボタンの代わりに、自分の声で押せる瞬間を、ちゃんと逃さないようにしたいと思っています。
(20代男性・管理職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)

























