
みんな入れる招待リンク、私だけが『このリンクは有効期限が切れています』と表示された画面で抱えた不安
コラム
スマホの通知音が連続して鳴っていました。同期のグループチャットに次々と「行く!」の絵文字が並んでいきます。けれど私が招待リンクをタップした画面には、見たことのない一行が表示されていました。
私だけが取り残された画面
グループチャットに彼が招待リンクを貼ったのは、業務が終わった少しあとのことでした。同期5人の集まりで、パーティをやろうという話は前から出ていて、ようやく具体的な日程が決まったのです。グループの他のメンバーから、すぐに「行く!」の絵文字が返ってきました。
続けて、彼から私だけに個別メッセージが届きました。「場所の詳細送るね」と一言、もう一本リンクが添えられています。グループにも同じものが貼ってあるはずなのに、わざわざ個別でも送ってくれるんだ。少しだけ嬉しい気持ちになって、私は個別のリンクをタップしました。
画面が切り替わると、そこにあったのはイベントの参加ページではなく、一行のメッセージでした。
「このリンクは有効期限が切れています」
意味がよくわかりませんでした。みんなは普通にタップして反応しています。私だけが、なぜか弾かれている。何度かタップし直しても、やはり同じ画面でした。
「普通に開いたよ」が一番怖かった
同じグループにいる同期の友人に、別のメッセージでこっそり聞いてみました。「リンク開けた?」返事はすぐに来ました。「普通に開いたよ!場所も時間も載ってるやつでしょ?」そのメッセージを読んで、しばらく画面を見つめていました。私のスマホの不具合ではない。みんなには開けて、私だけが開けないリンク。そんなことが本当にあるのでしょうか。
グループのリンクを試せば済んだのかもしれません。けれど私は、彼が私だけに送ってくれたこの一本にこだわっていました。彼から個別に届いたその一本が、よりにもよって私を弾いている。その事実ばかりが頭から離れず、同じリンクを何度も開き直していたのです。
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グループには聞けないまま膨らんだ不安
























