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座席アンケートで私だけ彼の隣に入れない。何度やり直しても席が動いてしまい、避けられていると思った話

コラム

アンケートをやめて、直接送った言葉

このまま黙って諦めてしまえば、きっとモヤモヤを抱えたままになる。そう思った私は、思いきってアンケートの画面を閉じました。そして彼に、直接メッセージを送ったのです。

「アンケートだと、何度やっても隣に入れなくて…よかったら、バスでは隣に座ってもいいですか?」

送信したあとは、画面の文字を何度も読み返しました。重く思われないか、迷惑ではないか。返事を待つあいだ、いろいろな想像が頭を巡りました。

そして...

しばらくして、彼から返事が届きました。

「こちらこそ、ずっと隣に座りたかったんです」

その一言で、私の不安は溶けていきました。聞けば、彼は私の名前が隣に並ぶたびに照れてしまい、つい自分の席を動かしてしまっていたのだそうです。

避けられていたのではなく、むしろ反対だったのです。すれ違いの正体がわかると、思わず笑ってしまいました。

バスに乗り込むと、私たちは並んで同じ景色を眺めました。アンケートのマスでは決して並ばなかった隣の席に、今はちゃんと座れています。遠回りした分だけ、この距離が、うれしく感じられました。

(20代女性・大学生)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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