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看病を頼まれ料理上手な友達に頭を下げた俺に、彼女から届いた「もう帰って」

コラム

「しんどいから来てほしい」とメッセージが届きました。付き合って一年になる彼女からの、めずらしく弱気な連絡でした。料理ひとつできない俺は、どうすれば喜んでもらえるのかを必死で考えはじめたのです。

料理が、何ひとつできない

連絡を見て、すぐに「わかった、すぐ行くね。」と返しました。普段弱音を吐かない彼女がこんな事を言うなんて本当に大変に違いないと思うと同時に、ちゃんと何か食べているか心配になりました。こういう時はおかゆやうどんなど何か振舞った方がいいのでしょうが、卵を焼くことすらまともにできない俺に、できることはありません。温かい物を食べさせたいのに、その手段がない。考えるほど焦りばかりが募っていきました。

「助っ人呼んじゃった」と送った

そこで思いついたのが、昔から料理が得意な友達でした。事情を話して頭を下げると、2つ返事で「いいよ、材料はこっちで買っていく」と引き受けてくれたのです。これで温かい物を食べさせられる。そう思った俺は、彼女に「助っ人呼んじゃった」と送り、「料理上手な友達を連れていくから安心して」と続けました。返事を待たずに「もうすぐ着くよ」と送って、俺たちは彼女の部屋へ向かいました。きっと喜んでくれる。そのときは、いい考えだと信じて疑いませんでした。

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