
「その話、発表でやってみたら」勧めた僕が彼女の発表で→拍手より先に逃げた情けない理由
コラム
言い訳をする前に、彼女はもういませんでした
落ち着いてから戻るつもりが、廊下で立ち止まったきり、なかなか踏ん切りがつきませんでした。ようやく会場に引き返したときには、彼女が座ってるはずの席にはもう誰も座っていませんでした。
自分の発表のときだけ先に出ていった男に見えたはずだと、そこでやっと思い至りました。勧めておきながら、いちばん肝心なところで逃げ出したのは、僕の方でした。
そして...
その日の終わり、僕はメッセージを送りました。
「拍手の前に出てごめん。最後まで聞いてたよ」
本当はこの何倍も伝えたいことがあったのに、打てたのはこれだけです。次に会えたときは、今度こそ拍手の輪の中で、彼女に伝えようと思っています。
(30代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)




























