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「なんとなく、かな」と答えた俺→遠い駅で、こっそりしていたこと

コラム

彼女の問いかけで、ようやく見えたもの

帰り際、彼女がふいに尋ねてきました。「どうしていつもこの駅なの?」と。本当の理由を打ち明けるには照れくささが勝って、俺は「なんとなく、かな」とだけ返してしまいました。

けれど、そう答えたあとの彼女の表情で、ずっと無理をさせていたのだと察しました。俺が夢を見ている間、彼女はその夢に付き合うために遠回りを続けてくれていた。大切にしているつもりで、いちばん近くにいる人を置き去りにしていたのです。

そして...

家に帰ると、彼女から短いメッセージが届いていました。「次は、私の駅で会えたらうれしいな」と。俺はすぐに返事を打ちました。次は彼女の駅まで迎えに行くこと、そしていつかこの街を二人で歩きたいと思っていたことを、ちゃんと話すつもりです。ひとりで思い描いていた街並みを、今度は彼女の隣から見てみたい。

(20代男性・会社員)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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