
彼女と会う日だけ指輪を外していた俺が→誤解されるのが怖くて、言えなかった事情
コラム
指輪を、なくしかけた日のこと
きっかけは、少し前の外食でした。手を洗ったとき、指輪が滑って、排水口のふちまで転がったのです。とっさに押さえて、事なきを得ました。けれど、彼女が選んでくれた指輪をなくすところだったと思うと、それから外で着けるのが怖くなりました。問い詰められて、俺はすべてを話しました。
「なくすのが怖くて、君と会う日は外して、しまってた」
彼女は、とがった表情をふっと緩めて、それでも言いました。
「だったら、ちゃんと言ってよ」
本当にそのとおりだと、素直に思いました。
そして...
今は、彼女がくれたチェーンに指輪を通して、首から下げています。手を洗うときも、料理をするときも、もう落とす心配はいりません。指輪を外していた理由を、もっと早く打ち明けていればよかった。隣で同じものを見られるようになったのは、言葉にしてからのほうが、ずっと気持ちが楽でした。
(20代男性・事務職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























