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みんなが書いてくれた誕生日の冊子で、彼のページだけ白紙に近かった話

コラム

軽いふりをして、聞いてみた

彼と二人になったとき、私はできるだけ軽い調子で聞きました。ページを開いて見せながら、「これだけ?」と。彼は少し目をそらして、「そういうの、得意じゃないから」と答えました。それ以上のやりとりは、ありませんでした。責めたかったわけではないのに、うまく笑えませんでした。冊子を閉じて、私はその一行のことを、しばらく考えないようにしていました。

そして...

あれから、冊子は本棚の見えるところに置いています。みんなの言葉を読み返すたびに、最後の一枚の白さも一緒に目に入ります。気持ちが薄くなったのだろうか。それとも、私が多くを求めすぎているのか。答えの出ないまま、私はまだあのページを開いては閉じています。

(30代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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