おしゃれと恋で もっとかわいく - ハウコレ
SP用検索ボタン
メニューはこちら

遅刻もお金も「それくらい」で済ませていた私に、友人からの返信が途絶えた日

コラム

私はいつも通り、笑って流したつもりでした。

でも彼女から送られてきたたった一言のメッセージのあと、返信は途絶え、気づけば集まりの輪から私だけが消えていたのです。別の友人からの電話を切ったあと、私はしばらく玄関の靴を履いたまま、廊下に立っていました。

「それくらい」が私の口ぐせでした

学生時代からの友人にはよく、集合時刻に遅れたり、立て替えてもらったお金の返済を後回しにしたりしていました。悪気があったわけではありません。少しくらい待たせても、少しくらい返済が遅れても、長い付き合いなら許してくれるだろうと甘えていたのです。

困った顔をされるたびに、私は笑って「別にそれくらいよくない?」と返していました。友人もいつも笑い返してくれていました。

いつもの返事が、最後の会話になった日

その日も、共通の友人との食事会に30分遅れて着きました。席に座るなり「ごめんごめん」と手を合わせ、遅れるなら連絡してほしいと言われたとき、私は反射的に「別にそれくらいよくない?」と返しました。

他の友人はうつむいていましたが、私は特に気にしませんでした。ところが帰宅後、その友人からメッセージが届いたのです。

「これからは私も、自分の予定は自分で守るね。お金のことも、返せるときで大丈夫。もう催促はしないから」

責める言葉ではありませんでした。だからこそ、既読をつけたあと、私は返信を打ち始めては消し、それを繰り返しました。

HOT ITEM
  • X
  • Line