
500円高いタクシーで、降り際に聞いた一言
コラム
以前、1人で乗ったときだけ高かった記憶
以前、上司と2人でこの駅から同じホテルへ乗ったときは、確か1000円台の前半で着いた気がします。1人で乗った別の日には、少しだけ遠回りされたような気もして、けれど疲れていて聞けずに終わったことがありました。
今日もそうかもしれない、と思ううちに、ホテルの明かりが見えてきました。メーターは、いつもより500円ほど高い数字で止まっていました。
そして...
料金を支払うとき、私は引っかかっていたことを思い切って口にしました。
「あの、いつもよりだいぶ長かった気がして…」
運転手さんはメーターを1度見て、こちらに向き直りました。
「大通りで工事がありまして、遠回りに見えたかもしれませんね。すみません」
低い、少しかすれた声でした。ホテルの入口で領収書をしまいながら、運転手さんの言葉をようやく思い出しました。あの生返事のとき、「大通りが混んでますので、少し裏を通りますね」と告げられていたのです。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)



























