
自然消滅させた彼女と2年後に再会した俺の問い
コラム
「また連絡してもいい?」と絞り出した俺の目の前で、彼女の左手が光を受けました。返ってきた答えは、2年前の自分への答えでもあったのです。
「明日返そう」と思い続けた1か月
仕事が立て込んで彼女への返信が1日遅れた頃までは、まだ大丈夫だと思っていました。
「明日ちゃんと返そう」そう自分に言い聞かせながら、通知だけは開いて既読をつけていました。
「体調どう?」「今度いつ会える?」
並んでいく問いかけを、俺は開いては閉じ、開いては閉じを繰り返していました。返信のハードルは、1日ごとに高くなっていきました。
「今さら」の言い訳が積もっていった数日
目を覚ますと、いつも来ていた彼女からの通知が来ていませんでした。開いてみれば、彼女からの最後のメッセージは1週間以上前で止まっていました。「元気?」と打ちかけた入力欄を、俺は空にしたまま画面を閉じました。
今さら何を送っても、届く言葉には見えませんでした。返さなかったのは俺なのに、送るタイミングを失ったと感じている自分の身勝手さがいやになりました。
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2年ぶりの背中に、俺は反射的に声をかけた























