
マイバッグの一番上に冷凍餃子、私は「あの、そうじゃなくて」と口にした理由
コラム
「冷凍と常温は分けてほしかったんです」と言ってから、店員さんの表情が頭から離れませんでした。自転車を漕ぎながら、あの言い方を悔いていました。次に同じレジに並ぶ日には。
受け取ったマイバッグの一番上に、冷凍餃子が乗せられていました。
保育園のお迎えまで、あと30分でした
実家の母を訪ねた帰り、私はスーパーに寄りました。母の介護と保育園のお迎えの合間、食材を選ぶ時間はいつも30分ほどです。かごに入れたのは、冷凍餃子、パン、卵、牛乳、キャベツと豚肉、それにレトルトカレー。レジで「マイバッグにお願いします」と伝え、若い女性店員さんに詰めてもらいました。手つきに迷いはなく、慣れているのが分かりました。
見た瞬間に、口を開いていました
受け取った袋を覗いて、私は自分でも思っていなかった声を出していました。「あの、そうじゃなくて」。冷凍餃子の隣に、卵とパン。下には牛乳とレトルトカレー。家までは自転車で15分、途中の駐輪場で、自転車のかごに移し替えることになります。「冷凍と常温は分けてほしかったんです」。頭を下げて詰め直そうとする店員さんに、私は「もういいです、私がやります」と重ねて言いました。急いでいたのです。
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駐輪場で、自分の言い方を思い返していました























