
「任せるよ」の彼が送った5枚の画像と私の決断
コラム
「別れよう」私がそう告げると、彼は真っ先に「母さんもこのままでいいって言ってたのに」と返してきました。決断を誰かに委ね続ける人と、私はもう将来を歩めませんでした。
彼から届いたメッセージには、私の知らない名前の相手とのトーク画面のスクショが、5枚まとめて並んでいました。
何を決めるにも「任せるよ」だった彼
彼とは同じ職場で知り合い、付き合って1年半になります。優しくて口論もない、居心地のいい関係でした。ただ、彼には1つだけ気になるところがありました。何を決めるにも「任せるよ」の一言で片付けて、休日の予定も食事のお店も、いつも私が選ぶことになっていたのです。
最初は選ばせてくれるのだと受け取っていました。けれど交際が長くなるほど、その言葉の裏側にある「自分で決めたくない」が、はっきり見えてくるようになりました。先週、私はとうとう伝えました。
「たまには自分で決めて。何でもいいって言われるのは、選ぶ責任を全部押しつけられてる気がする」
彼はうなずいて、「ごめん、次から気をつけるね」と返してきたのです。私はその言葉を、そのまま信じていました。
届いた5枚のスクショ
数日後、彼から連続してメッセージが届きました。何かと思って開くと、彼と「お母さん」という登録名のトーク画面のスクショが表示されていたのです。2枚目、3枚目、4枚目、5枚目。全部、彼と彼のお母さんのやりとりでした。
彼が「彼女に『たまには自分で決めて』って言われた。俺どうしたらいい?」と母親に相談し、「じゃあ食事のお店だけでも自分で提案してみたら」とお母さんが返信している。彼が「別れたほうがいいと思う?」とまで聞いていて、お母さんが「まだ早い。もう少し様子見なさい」と返しているのが写っていました。
最後に彼から一言、「母さんもこう言ってくれてるから、俺もう少し頑張るね」と送られてきました。
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「別れよう」を告げた席で























