
会議に映った私の資料、表紙の作成者を先輩へ聞いた結果
コラム
スクリーンに映った表紙には、私ではなく先輩の名前が入っていました。何日もかけて作った資料を、会議で説明していたのは先輩でした。最後に入れた展開案まで自分の成果として話す姿を見て、私は会議後の廊下で作成者について聞きました。
作成者だけが変わった資料
私は販促キャンペーンの効果分析を任され、過去2年分のデータを資料にまとめ、グラフや表紙の構成も何度も調整しました。完成した資料は社内チャットで先輩へ送り、「会議前に確認をお願いします」と添えました。先輩から届いたのは、「ありがとう。あとはこっちでやっておくね」という返信です。私は、会議での進行を引き受けてくれたのだと思っていました。
当日配られた資料は、私が送ったときとほとんど同じでした。違っていたのは、作成者の欄に先輩の名前が入っていたことです。
私の名前が出なかった会議
会議の中盤、先輩はスクリーンを指しながら話し始めました。
「こちらは私のほうで進めていた分析です」
課長は資料を見ながら何度もうなずき、「よくまとまっているね」と先輩を評価しました。私が作ったグラフも、資料の最後に入れた次月の展開案も、先輩が考えた内容として説明されていきます。
私はどこかで名前を出してくれるのを待っていましたが、補足を求められることもなく、会議は次の議題へ移りました。
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廊下で返された言葉


























