
「そっか。よかったね」結婚報告に親友が返した一言と、うまく笑えなかった理由
コラム
招待状に載せる挨拶文の案を送ると、親友から返ってきたのは「見たよ」の一言でした。数日後に届いた長いメッセージには、私が知らなかった彼女の近況が書かれていました。
左手の指輪を見せた私の前で、親友はカップの持ち手を指でなぞり続けていました。
カフェで伝えた結婚の報告
学生時代からの親友で、就職や引っ越しに迷うたび、最初に相談してきた相手でした。だから結婚の報告も、家族より先に伝えたいと思っていました。
「プロポーズされたんだ」
指輪を見せると、彼女は数秒置いてから顔を上げました。
「そっか。よかったね」
声はいつもと変わらないのに、そのあとに言葉が続きません。彼女はカップの持ち手をなぞりながら、「似合うね」と指輪をほめてくれました。
「式、来てくれるよね」と聞くと、返ってきたのは「予定、確認しておくね」という素っ気ない一言。話題は仕事の愚痴に変わり、私は運ばれてきたケーキの角をフォークで崩していました。
「見たよ」だけだった返信
帰宅してからも、親友の反応が気になりました。帰宅した翌日、私は招待状の挨拶文を写真に撮り、親友へ確認を頼みました。返ってきたのは「見たよ」だけでした。
ほかの友人からは祝福の言葉やスタンプが届いています。一番喜んでほしい相手からの返信が、一番短いままでした。
もっと祝ってほしいと思う自分を欲張りに感じ、招待状のデータを閉じました。親友の事情を考えるより、自分だけ短く返されたことばかり気にしていたのだと思います。
次の連絡は、式場が決まってからにしようと決めました。
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数日後に届いた長いメッセージ























