手作りゼリーを断ったママ友、数日後に届いた長文の理由

コラム

児童館で配ったゼリーは、1つだけ手つかずのまま私の前に戻ってきました。数日後、ママ友の彼女から長いメッセージが届きました。

保冷バッグいっぱいのオレンジゼリー

夏休みに入ってから、プール開放の帰りに児童館の和室へ親子数組で集まるのが恒例になっていました。娘と同い年の子が多く、私は手作りのお菓子を持って行くことにしていました。その日は前の日に仕込んだオレンジゼリーでした。甘さは控えめにして、果肉も少し残しました。カップに小分けして、保冷剤と一緒にバッグへ詰めました。和室でふたを開けると子どもたちが机の周りに集まってきて、ママ友の息子さんも一番に手を伸ばしました。

「ごめんね、うちの子はいいの」

そのカップに、彼女の手が重なりました。「ごめんね、うちの子はいいの」。息子さんは彼女を見上げ、周りの子たちはもうスプーンを持っていました。私は「そっか、わかった」と返して、カップを保冷バッグに戻しました。息子さんが別の日に、市販のクッキーをもらって食べていたのは覚えていました。帰り道は、そのことばかり考えていました。手作りが嫌なのか。うちの台所を疑われたのか。娘が「なんで食べなかったのかな」と言い、私は「お腹いっぱいだったんじゃない」と返しました。

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