
「おばあちゃんは老人みたいで嫌」孫にママと呼ばせたかった私、息子の妻から届いた1枚の絵
コラム
絵の中にあった呼び名
ある日、息子の妻から写真が届きました。画用紙いっぱいに描かれていたのは、私の顔です。余白には、ひらがなで「だいすきおばあちゃん」と書かれていました。添えられていたのは、「娘にとって『おばあちゃん』は、あなたのことなんです」という言葉でした。私はその絵を見て、孫にとって「おばあちゃん」は年齢をからかう言葉ではないのだと気づきました。私を呼ぶために覚えてくれた言葉です。自分が避けようとしていた呼び方を、あの子は「だいすき」と並べて書いていました。「ママ」と呼ばせることばかり考えて、孫がすでに私のために覚えてくれた言葉を変えようとしていたのです。
そして...
数日考えてから、私は2つ送りました。「ごめんなさいね。おばあちゃんのままでいいわ」「あの絵、待ち受けにさせてもらったから」今でも鏡を見れば、白髪が増えたとは思います。それをうれしいとは思えません。ただ、「おばあちゃん」と呼ばれることまで嫌ではなくなりました。次に孫が遊びに来たら、庭に咲いている花の名前を教える約束をしています。玄関で「おばあちゃん」と呼ばれたら、今度は呼び方を直そうとせず、そのまま返事をするつもりです。
(60代女性・パート)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)




























