
毎日定時で帰る僕が、職場に言えないまま通っていたもう1つの場所
コラム
翌日、変わった言葉
会社では、それまで通り仕事をしました。
処理が終わった書類をまとめ、翌日に確認するものにはメモを残しました。
少しして先輩から、「昨日、店にいたんだね」と声をかけられました。
僕は「夕方はだいたい手伝ってます」と答えました。
そのあと給湯室の近くを通ったとき、先輩の声が聞こえました。
「定時で帰ることと、仕事をしてないことは別だったね」
以前聞いた言葉とは、内容が変わっていました。
そして...
その後、僕は課長にも家の店を手伝っていることを伝えました。
黙っていても仕事を見てもらえればいいと思っていましたが、必要な事情まで隠すことはないと考えるようになったからです。
今も退勤時間は変わりません。
時間までに終わらない仕事があれば相談し、翌日に回すものは分かるように残してから会社を出ています。
ロッカーに入れていたエプロンも、今では特に隠していません。
定時で帰る理由を知ってもらえたことより、定時で帰ることだけで仕事への姿勢を決めつけられなくなったことのほうが、僕には大きな変化でした。
(20代男性・営業事務)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)


























