
彼女のスマホを見ようとした俺が、ロック番号を変えられて考えたこと
コラム
画面を覆った彼女の手
後日、テーブルに置かれていた彼女のスマホを「写真見せて」と手に取り、アルバムを探していたとき、届いた通知に指を伸ばしました。彼女は「それは開かないで」と手のひらで画面を覆い、こう言ったのです。「私があなたに見せたくないんじゃなくて、あなたに見せる権利が私にない話もある」。そして、「友人が私にだけ話してくれたことは、その友人の秘密でもあるから」と。彼女が守っていたのは自分の秘密ではなく、誰かから預かった話だったのです。自分の実家の物差しだけで、彼女の線引きを測っていたのかもしれません。
そして...
数日後、彼女はロック番号を変えました。「そこまでする?」と聞いた俺に、彼女は「あなたを疑ってるんじゃない。これは私の境界線だから」と答えました。それでも、見られても平気だという俺の感覚が消えたわけではありません。今も俺のスマホはテーブルの上に置きっぱなしです。ただ、彼女のスマホには手を伸ばさず、見たい写真があるときは「写真見せて」と言葉で頼むようにしています。
(20代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)



























