「自転車の件も、ごみ出しの件も、心当たりがありません」入居者にそう言われた、大家の私の事情

コラム

1日遅れの返信

間もなく、その返信が届きました。「自転車の件も、ごみ出しの件も、心当たりがありません」。既読にしたまま、書き出しては消すだけで、送信まで進めませんでした。翌朝、同じ階の方に袋のことを聞くと、出し忘れて後から出した自分のものだと名乗り出ました。ようやく送りました。「ご不快な思いをさせてしまい、申し訳ありませんでした」。続けて書きました。「2通とも、私の思い違いでした」。気づいていながら言えなかったことも、確かめずに送ったことも、そのまま書きました。

そして...

掲示に戻すつもりは、今もありません。ただ、送る前には集積所や置き場まで下りて、この目で確かめてから打つことにしました。人を追いつめないために貼り紙をやめたはずが、確かめずに送った2通で、同じことをしていたのです。引き出しの1枚は、それを忘れないために残してあります。

(60代女性・アパート経営)

本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。

(ハウコレ編集部)

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