
「自分で作れや!」と言われた俺が、スーパー3軒で知った妻の負担
コラム
初めて自分で探して分かったこと
俺は箸を置いて部屋へ戻りました。値段も手間も知らないまま注文を増やしていたことを言われ、反論できることはありませんでした。
スマホの保存リストを見返すと、並んでいるのは食品の選び方に関する動画ばかりです。料理の作り方はほとんど見ていませんでした。
翌日、妻が普段使っているスーパーへ行きましたが、頼んでいたみそはありません。2軒目にもなく、3軒目でようやく見つけました。
値段を見ると、いつものもののおよそ3倍です。俺が短いメッセージで頼んでいたものを、妻は毎回こうして探していたのだと分かりました。
そのまま材料も買い、作り方を調べながらみそ汁を作りました。
そして...
妻が帰ってきたとき、鍋のみそ汁は煮立ちすぎていました。
「あのみそ、3軒目でやっと見つけた」
そう伝えてから、「今まで口だけで、ごめん」と謝りました。
妻は鍋のほうを見て、「じゃあ、これからの買い出しは任せていい?」と言いました。
それから、買い出しは俺が担当するようになりました。まだ売り場で商品を見比べる時間は長く、1軒で終わらない日もあります。
冷蔵庫には、次に寄る店を自分で書いたメモを貼っています。以前なら妻へ送っていた商品の希望も、今はまずそのメモに書くようになりました。
(30代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
























