
「この先のこと、ちゃんと話したい」。送ったあと、既読の印はつかないままでした
コラム
4日目、私は自分から話を取り消す1行を送りました。返ってきたのは謝罪ではなく、これまで何度か切り出しかけては、そのたびにそらされてきた話への返事でした。
送信の下に出るはずの小さな印は、次の日も、そのまた次の日も出ませんでした。
この先のことを、はじめて文字にした
彼と付き合って2年になります。部屋は別で、会うのは月に2回ほど。彼が仕事を変えてから、それが1回になる月も続きました。次に会う日を決める話になると、彼はいつも話をそらしてしまいます。私は部屋に着いてから、1行だけ送りました。
「この先のこと、ちゃんと話したい」
催促の文面は、送らずにいた
次の日になっても、送信の下は空いたままでした。手が空かないのだろうと考えて、追って連絡はしませんでした。2日目は、送った文を何度も読み返します。3日目には、私が前に送った用事の連絡までさかのぼっていました。あのときは、その日のうちに読まれたと分かります。今頃、あの1通だけを開かずにいるのだろうか。
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私は自分から、話を取り消した






















