「この先のこと、ちゃんと話したい」。送ったあと、既読の印はつかないままでした

コラム

私は自分から、話を取り消した

4日目、私は2通目を打ちました。

「この前の話、忘れて」

押した直後、2通の下に印が並びました。用意していたのは、4日ぶんの言い分です。ところが返ってきたのは、短い返事でした。

「忘れない」

続けて、今までにない長さの文が届きました。同じ話を私が切り出したのは今回で3度目で、前の2度は彼が話をそらして終わらせていたそうです。終わりに、この1行がありました。

「返事は、あの1通が届く前から決まっていた。

一緒に暮らしたい。時期だけが、まだ出せない」

そして...

その週の休みに、駅の改札の前で合流しました。彼は先に来ていて、私の顔を見るなり頭を下げました。
「4日も開かないままにして、ごめん」
続けて、彼はこう言いました。
「これからは、決まっていなくてもその日のうちに返す。次に会う日も、俺から先に出す」
待った4日が消えるわけではありません。自分から話を下げたことも、私の側に残ります。それでも別れたその日のうちに、次に会う日が彼から届きました。暮らし始める時期は、これから2人で決めます。あのやりとりは、消さずに置いたままです。

(20代女性・会社員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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