
就職祝いがいとこと同じ文面だった伯母、3日後、私だけに届いた言葉
コラム
3日後、別の言葉が届いた
それから3日後、伯母からもう一度メッセージが届きました。
「昔のアルバムのことを思い出しました。その仕事、あなたに合っていますね」
私が就職するのは、古い書類や写真をデータとして残す仕事です。きっかけは、祖母の家を片づけたときのことでした。誰も手をつけなかった古いアルバムの箱を、私は1人で引き受け、写真を年代ごとに分けて整理したのです。
その経験が今の仕事につながったことは、親戚には話していませんでした。でも伯母は、あのとき私がアルバムを整理していたことを覚えていました。
会社の規模や通勤時間を聞かれることはあっても、昔の私と今の仕事を結びつけたのは伯母だけでした。
そして...
使い回しの文面を送られたことまで、うれしい出来事に変わったわけではありません。
それでも私は、後から届いた「昔のアルバムのことを思い出しました」という言葉を小さな紙に書き写して、定期入れの内側に挟みました。改札を通るときや社員証を取り出すときに、その紙が目に入ります。
私が何度も思い出すのは、3日後に届いた短いほうです。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)





























